| 年度 | 2003 |
|---|---|
| 科目名 | 社会調査演習 |
| 教員名 | 八ツ橋 武明 |
| 授業概要 | パソコンを利用することにより、社会調査を個人レベルで実施することが出来るようになったが、社会調査論の学習だけでは、まだその能力は不足する。そこで社会調査論の学習を踏まえて、実際に調査を実施・体験して、調査実施の方法とノウハウを修得する。 なお調査結果の集計にはパソコンソフトのSPSSを利用する。この利用法を修得するのが「調査統計Ⅰ」である。「社会調査論」、「調査統計Ⅰ」、「社会調査演習」の3科目で、一定水準の調査に必要な能力を修得できる組み立てとなっている。この授業の前には、少なくとも「社会調査論」は履修してあることが必要である。 授業ではグループを作り、グループ毎にテーマを決めて、具体的な調査項目を決め、それを把握するための設問を作成し、調査票にまとめる。次に実査を行い、回収した調査票のデータをコンピュータに入力して、集計・分析を行う。その結果をグループ毎の報告会で報告し、さらに個人レポートで報告する。創意工夫に努力した学生諸君は、データが語りかけてくる色々な事実に、心を躍らせることであろう。そうなれば受講は成功である。 |
| 授業計画 | 適当な人数のグループに分かれ、各グループごとに、次の順序で作業を進めていく。 授業ガイダンス グループと調査テーマの決定 調査テーマ/仮説の検討 調査項目、質問文と回答選択肢の作成 調査票の作成 調査の実施、回答の回収 調査票の点検とデータ入力 調査結果の分析 報告会 |
| 評価方法 | 筆記試験は行わない。1.授業や作業への取組状況(含む出欠)、2.報告会発表、3.個人レポートにより評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 1.グループ作業で進め、かつ積み上げ式の能力修得であるので、出席は特に重要である。グループ活動に前向きに取り組んで欲しい。2.授業時間以外の取組が必要となることを前提に受講すること。 |