| 年度 | 2003 |
|---|---|
| 科目名 | 地域研究入門 |
| 教員名 | 山口 博一 |
| 授業概要 | どのように国際学部のカリキュラムを作ったとしても、その中で地域研究が重要な位置を占めることは間違いない。この授業は、さらに進んだ地域研究の案内の役をはたすものであるから「入門」の名がついている。多くの国について広く浅く講義する。だからといって、初歩的な地理や人口や産業や歴史を教えようというのではない。基礎的な情報も大切だが、なぜいたるところで民族や宗教の対立が起こっているのか、対立を克服してともに生きるにはどうすればよいのかを考える。年に3~4回の割で海外を訪問しているので、なるべく新しい情報を提供するよするよう心がける。 日本で豊富な情報が入手できる先進国については原則としてふれず、日本で知られることの少ないアジアなどの発展途上国を数多く取り上げる。それによって、これら諸国が世界の国や人口の大部分を占めているのにあまり知られていないこと、日本では暗いイメージをもたれがちであること、しかしこれら諸国を理解し、その信頼を得なければこれからの世界で日本が生きてゆくのはむずかしいことをアピールする。当然のことだが、国や地域が違えば、話の組立ても違ってくる。取り上げる主題はその都度ことなってくることを了解して欲しい。 |
| 授業計画 | ガイダンス 東南アジア(2~3回) 朝鮮半島(1~2回) 南アジア(2~3回) 中国(1~2回) バルト諸国、東ヨーロッパ、コーカサス諸国(3~4回) 中東(2~3回) アフリカ(3回) ラテンアメリカ(2回) オセアニア(1回) 小テストと討論(各2回) |
| 評価方法 | 1,2回の小テストを含む平常点。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 世界地図に親しんで欲しい。アジアなどの途上国に旅行する学生が増えているのは嬉しいことだ。ゆくなら早いほうがいい。この授業はそのような学生に多少は役に立つだろう。学生が私の知らない所を見てくることもありうる。その場合には授業にフィードバックしてほしい。 外国と言えば欧米しか考えることができない学生も多い。それが明治時代から日本がたどった道なのだから無理はない。このような学生の興味を少しでも非欧米世界に向けることができ、それなら旅行してみようかという気にさせることができれば、この授業は成功、いや大成功だ。 最近、アジアその他の途上国の映画、演劇、美術、音楽に触れる機会が増えている。是非のぞいて見てほしい。 |