| 年度 | 2003 |
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| 科目名 | 文化社会学 |
| 教員名 | 大塚 明子 |
| 授業概要 | 明治維新以後、日本は非欧米圏で初めて近代国家の確立に成功し、グローバルな基準に従う法・科学・産業を発達させてきた。だが、日常的な生活文化に焦点を当てると、それぞれに長い歴史をもつ日本と欧米(とひとくくりにするのも問題だが、とりあえず)の間には、当然ながら大きな違いがみられる。近代化は日本社会に生きる私たちの生活のあり方をどう変えていったのか。家族・職場・恋愛・宗教・若者文化といった様々な側面から考える。 |
| 授業計画 | イントロダクションⅠ:第三の転換期としての90年代 日本人・日本文化論① 日本人・日本文化論② 欧米社会の近代化①:絶対神と近代的自我 欧米社会の近代化②:身体の規律化 欧米社会の近代化③:ロマンチックラブ・イデオロギーの展開 欧米社会の近代化④:近代家族の誕生 日本社会の近代化①:明治民法下のイエ 日本社会の近代化②:イエからホームへ 日本社会の近代化③:都市に浮遊する身体 日本社会の近代化④:高度成長期における根底的転換 イントロダクションⅡ:アイドルを解読する 若者文化の成立 60年代対抗文化の世界史的意義 団塊世代における断絶 70年代:愛・性・結婚の分化 80年代:高度消費社会の成立 90年代①:性の爆発的拡大 90年代②:歌謡曲からJ-POPへ 90年代③:ジェンダーの現状 まとめ |
| 評価方法 | レポートあるいは試験。授業を踏まえたうえで自分の関心ある問題について論じるという形式にします。出席も評価に含む。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ |