プレゼンテーション

年度 2003
科目名 プレゼンテーション
教員名 中村 裕二
授業概要 情報化社会の学生の常識のひとつとして,自分が調べたことを他人に効果的に伝達するための情報メディアの選択と,伝達の方法の基本を学ぶ.特にレポートを書くことと発表をすることの道具としてマルチメディアによる表現を使い始める.ワープロソフトのWord,表計算のExcel,プレゼンテーションソフトPowerPointなどを相互に行き来して利用できるようにする.各ソフトを使うことを学ぶというよりも,使わざるを得ない状況で利用するように進める.きっかけを掴んだら,それぞれのソフトは使っているうちに使いこなせるであろう.既にこれらの技術のいくらかを習得しているものは履修するには及ばない.第1セメスター,第2セメスターに開講するので,いずれかを選択されたい.授業は大部分が実習を伴うのでPC教室で行う.
授業計画 ある授業科目の課題として自分で調べたこと,ここでは何かの問題のABC分析をし,その結果を表現し,検討し,まとめたうえで,それをいろいろな形のプレゼンテーションをしていくというシナリオで進める.(Windowsの入門,日本語の入力,Emailの送受の基礎などは学部教養科目の「コンピュータ基礎演習」で修得するものとしてここでは扱わない.)
1.事例のデモ.ある課題について調査し,データや結果を示し,検討を加え,その結果を表示し,プレゼンテーションすることを,複数の情報メディアを用いて行う事例を示す.
2-3.Excelの入門および,データのExcelのワークシート上での整理.
(1)表形式の文書の入力,文字列の入力,数値・数式の入力.(2)比率の式の入力から相対・絶対番地の概念.(3)簡単のグラフを書く
4-5.Wordの入門.レポートのプランを箇条書きのメモから文章に.
(1)Wordの入門.(2)文などの順序の入換え,追加,削除の容易さの認識.
(3)清書のためのワープロではなく,思考,執筆の道具へ.(4)レポートの構成のメモを作る.
6.表から各種のグラフ,地図の上へのグラフの作成 (Excel)
7.ABC分析の考え方とパレート図の書き方
8.データや情報の提示のしかたと,その効果について
9-10.レポートを書く (Officeの統合的利用)
(1)Excel上のデータをWordのページに取り込む.(2)Emailの添付文書をWordのページに取り込む.(3)レポートを仕上げることおよびレポートの内容を発表するスライドを作る.
11.PowerPointの入門
12.レポートの内容の発表を助けるPowerPointのスライド作成.写真や,簡単な音声などのマルチメディアによる効果も入れる.
13.案内状を作って送る.課題の発表を卒業生にも来て見てもらうと言う仮定で,案内状を作る.名簿を作る (Excel).Wordの案内状にExcelの名簿からの宛て名を差し込み印刷する.
14.プレゼンテーションを行う
15.プレゼンテーションとそのための各種情報メディアについてのまとめ
評価方法 随時出題する課題,最終課題および出席点.課題のレポートは誰もが同じ内容の結果になるとは限りません.他人への分かりやすさ,内容のユニークさが重要です.出席することは出席点をとるためだけではなく,内容の進行について行くために大事です.
教科書
参考書
メッセージ 今様の読み・書き・ソロバンが使えないと,すなわち,パソコンを使って,情報やデータを調べ,表計算ソフトで計算したりグラフを書き,ワープロやプレゼンソフトで書いたり,それらを縦横に駆使してプレゼンすることができないと,現代社会の一員になりそこねます.取り上げるソフトの利用法のすべてをこの授業だけで知ることはできません.自ら使ってみることのきっかけを作るだけです.各自が授業時間外にPC教室を利用したりして理解を深めて下さい.