| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | ベンチャービジネス論A |
| 教員名 | 東出 浩教 |
| 授業概要 | 大半の皆さんは、好む好まざるにかかわらず、何らかの形で’’働く’’ことによって、将来を生きていく必要があります。ひとつの選択は、いわゆるサラリーウーマン・マンになることですが、その他の選択もあることは認識されるべきでしょう。その選択肢の一つが’’起業’’、つまり自分で事業をおこし、基本的には人に使われるのではなく、自分が経営者になることなのです。もちろん良い事ばかりではありませんが、’’自分の力’’でチャンスを掴める可能性があることは事実です。また、現在の日本を含めた先進諸国のビジネスを振り返ったときには、そこにはまさに大転換期が訪れているといえ、’’大企業’’の役割が相対的に減少する一方、ベンチャービジネスの経済活力維持における重要性が確認されつつあります。ベンチャービジネスを起こすのは、リスクを計算しながらも、高い自己ロマン達成を追求する’’起業家’’です。実際に’’自分’’で事業を起こすにあたっては、起業家固有の特質に加え、そのプロセスを理解する事が非常に重要であり、この理解無くして成功を勝ち取る事は相当に難しいといえるでしょう。この起業家と起業プロセスを理解することが当講座の主な目的となります。毎週のクラスでは、単に講義を聞くのではなく、資料やケースをあらかじめ読んだ上で(それほどの分量ではないので、あまり心配する必要はないと思いますが)クラスでのディスカッションに参加することが大切です。また、最終的には、受講者には自分自身のアイディアをどのように事業化するかを具体的に考える(中間レポート)と同時に、(グループとして)ビジネスプランを作成し、提出する事が求められます。 |
| 授業計画 | 1. イントロダクション(全体の構成、進め方の説明、”起業・起業家精神の重要性) 2. 起業という選択とは;起業家になるには何が必要か:(ケ-ス)リチャード・ブランソン1 3. 起業におけるアイディアの重要性を考える;どの様にしてアイディアを創造していくか 4. 起業を志すにあたって確認しておくべき点を考える:(ケース)Holmesafe Ltd. 5. 起業において最低限必要な”数字(経理・財務的側面)”を学ぶ 6. 起業家の特質と行動パターンについて考える:(ケ-ス)リチャード・ブランソン2 7. 起業プロセスに関する理論と起業の心構え:(reading)”Discover-driven planning”by McGrath and MacMillanを基に、起業のプロセスや成功する思考法などについて考えます 8. ベンチャーにおける”顧客”を知る事の大切さ:(ケース)リチャードブランソン3 9. 起業の”チャンス”かどうか、を評価・判断する:(ケース)レザー・インポート他 10. ビジネスプランとは;何が盛込まれるべきか;調べねばならない事:(ケース)海外生活 11. No class(出席の義務なし):ビジネスプランを書くにあたり、皆さんには現実の社会(街に出て)で何かを感じ、調べていただきたいと考えています。何か相談したことがある人(グループ)は教室にいらしてください。通常の授業時間の間は待機しています。 12. 自分の作った事業から、株式上場や企業の売買により”収穫”をあげるということ 13. ビジネスプランの提出・プレゼンテーション:”いかに良いビジネスであるか”を考える |
| 評価方法 | 授業参加度(特に出席をとるようなことはいたしません。ディスカッションなどへの参加度合を中心に評価いたします)35%;課題レポート(自分のビジネスアイディアと、それがいかに良いビジネスの種であるかの議論に関して)25%;期末提出ビジネスプラン(グループ) 40% |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 皆さんにとっての一つの選択である”起業”には、やりがい・楽しさ・苦しさ・厳しさ、が共存しています。この多面性を理解し、将来の選択における一助にして欲しいと考えています。 |