調理学実習I

年度 2010
科目名 調理学実習I
教員名 福永 淑子
授業概要 この授業では、日常食を中心とした基本的な調理技術をはじめ、食品素材の特性とその扱い方などをわかりやすく説明する。同時に、調理操作による食品の変化、一食献立による栄養的なバランスを考えながら楽しい実習を通じて学ぶ。日本料理の基本をはじめ、季節料理、行事食などを総合的に学ぶとともに、食材を無駄なく利用することと、コーディネートによる演出をエンジョイする。おいしく作る調理の感動を通じて、豊かでアメニティーに富んだ調理技術を楽しく修得する。
授業計画 実習上の諸注意:(1)実習時に守る事 (2)実習室の使用方法 (3)各調理器具の説明
実習の基本技法: (1)計量器具の扱い方 (2)包丁・まな板の扱い方(3)切り方
(1)炊飯の基礎 (2)和風だしの取り方 汁物(清汁)(3)青物のゆで方
(1)塩味のご飯の基礎(青豆ご飯) (2)煮物(炊き合わせ) 乾物の扱い方(3)酢の物
(1)蒸しご飯(赤飯) (2)焼き物(魚の姿焼き) (3)汁物(村雲汁)
(1)ゆかりご飯 (2)厚焼き玉子 (3)汁物(三州味噌汁) (4)和え物(いかとわけぎのぬた和え物)
(1)わかめご飯 (2)汁物(しめ卵の清汁) (3)和え物(白和え) (4)水羊羹寒天の扱い方
(1)炊き込みご飯 (2)茶碗蒸し(蒸し物の作り方) (3)炒り鶏 (4)即席漬け
(1)丼ご飯(親子丼) (2)かつおの流し汁( かつおの大名おろし) (3)わらび餅(わらび粉の扱い方
(1)三色丼 (2)汁物(いわしのつみれ汁) (3)焼き物 (なすのしぎ焼き)(4)酢の物(こかぶのあちゃら漬け)
(1)麦ご飯 (2)揚げ物(天ぷら) (3)かぼちゃの含め煮 (4)豆腐の田楽
(1)すし飯(ちらし寿司)(2)蛤の潮汁 (3)葛桜(くず粉の扱い)
(1)七夕そうめん (2)白玉入りあんみつ(もち粉の扱い方、小豆餡の
作り方、寒天の扱い方)
自由課題(1品)および調理器具のみがき方と厨房の片付けについてなど
学習する
まとめ(試験を含む)
評価方法 成績は、出席・レポートおよび試験により評価する。授業の出席状況.実習態度80%、定期試験の結果15%、ノート提出による総合評価5%
教科書
参考書
メッセージ 調理実習は、楽しい実習です。日本料理の調理技術を楽しく、身につけていただきたいです。まずは、欠席しないで、毎回、確実に調理内容の把握と調理技術を身につけることが大切です。また、同じ班の人たちと協力し合い、チームワークによって楽しい調理実習ができるようにしてほしいです。