年度 | 2010 |
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科目名 | 地域調査演習 |
教員名 | 山田 修嗣 |
授業概要 | 本演習は、地域社会をよりよく理解するため、受講者が(入門編の)調査手法を身につけ、地域の成員である「生活者」の観点や立場を調べることをねらいとします。とくに、本学所在の茅ヶ崎市で交換される情報(なかでも地域資源にかかわるもの)について調べ、地域の特徴を検討します。地域資源とは、その地域らしさを構成するものでもあります。したがって、調査対象者の地域への「思い」を学び、できるだけ具体的な事例を把握しながら社会(や文化)に潜む情報をすくい上げ、受講生のみなさんとともにその地域の良さを実感したいと考えています。 |
授業計画 | 講義ガイダンス 社会調査の意義と特徴 質的研究と質的データ 活動の準備(計2回) ・活動希望調整 ・グループわけ 調査の企画(計3回) ・企画立案(「問い」の構成) ・調査の目標(ゴール)設定 ・質問の構成と対象者の選定 調査の実施(計3回) ・ヒアリング実習 ・ヒアリング・データの要約 ・ヒアリング・データ分析 プレゼンテーション(計2回) |
評価方法 | 本講義は演習ですから、受講者には実習のまとめの報告(プレゼンテーション)をしてもらい、出席状況とともに総合的に評価します。ヒアリング・データの収集・要約・分析をふまえた地域社会の情報を提示することが、みなさんの目標となります。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | このクラスは、地域資源を把握しようとする努力を通じて「ある地域」の社会的状況を理解するといった、体験授業を目指します。したがって、「実習」や「活動」を基盤に「地域」を考えてみることができると思います。ただし、実習においては協力者の要望をふまえ、真剣に取り組むことが望まれます。参加者の旺盛な好奇心をもとに、有意義に演習を進めたいと考えています。 |