食品学各論

年度 2010
科目名 食品学各論
教員名 笠岡 誠一
授業概要 食品が持っている機能について理解することを目的とする。食品には、安全性を前提として、次の3つの機能が求められる。栄養性(一次機能)、嗜好性(二次機能)、そして生体機能調節性(三次機能)である。それぞれの食品の3つの機能、ならびに加工特性について解説する。パワーポイントを使用した講義形式で行うが、配布した資料に要点をまとめていってもらいたい。
授業計画 特定保健用食品(薬との違い)
発酵食品(糖化、アルコール発酵)
発酵食品(味噌、醤油、色の変化)
魚介類(死後変化、旨味成分、腐敗)
魚介類(加工特性、生理機能成分)
食肉類(色素成分変化、食感)
果実類(味覚、甘味と酸味)
野菜類(色素成分と生理機能)
甘味料(甘味料の生成経路)
油脂類(特殊な油脂の生理作用)
穀類(レジスタントスターチ)
乳類(エマルジョン、コロイド)
イモ類(デンプンの構造の違い)
豆類(加工特性)
調理加工食品(料理冷凍食品の製造方法)
*学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 毎回の出席を基本とする。期末試験を80%、授業毎に行う小テストを10%、出席を10%で評価する。
教科書
参考書
メッセージ 食品中栄養素や生体調節物質は肉眼では見えません。想像力を働かせて、それら物質の構造を頭の中で描けるよう努力してみてください。