年度 | 2010 |
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科目名 | 総合演習 |
教員名 | 松本 浩之 |
授業概要 | 例えば、教育の現場や生徒達を取り巻く社会環境の中で発生する現代的問題の中から、人間尊重・人権尊重の精神に関わるテーマを選択し、それらについて教育学や憲法学、経営学等の視点から研究を深め、討論し、発表を通して自分の考え方を効果的に伝達する能力を磨いていきます。 テーマは学生自身が身近な出来事や疑問の中から発見します。一つのテーマに向かって複数の学生がそれぞれの分野を研究し、蜘蛛の巣状に研究の裾野を広げてテーマに肉薄していくことになります。 与えられた課題を消化するのではなく自ら考え、行動し、問題解決を図る場面を自ら設定することが本講義の重要なポイントになります。 |
授業計画 | オリエンテーション 【生きる力とはなにか】 研究法とグループガイダンス【総合的な学習理論・ウェビング法】 担当教員の専門性 【憲法・少年法・子どもの権利条約等】 担当教員の専門性 【児童・生徒の道徳性の発達とその指導】 グループ別研究 I 【テーマの決定・役割分担】 グループ別研究 II 【テーマに即した個人又はグループ研究】 グループ別研究 III 【テーマに即した個人又はグループ研究】 グループ別研究 IV 【テーマに即した個人又はグループ研究】 グループ別研究 V 【中間発表の準備】 グループ別研究中間発表 【研究経過報告と指導修正】 グループ別研究 VI 【修正指導に基づく検討~個人又はグループ研究】 グループ別研究 VII 【テーマに即した個人又はグループ研究】 グループ別研究 VIII 【最終発表に向けてのトレーニング】 グループ別研究発表 【情報機器操作を伴う発表】 シンポジウム 【全体のまとめ・意見交換他】 |
評価方法 | 出席率と受講態度で総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 現代社会が抱えるかなり大きなテーマが取り上げられる授業になることが予想される。ポイントは学生自身がその課題を発見し研究を協同で組み立て、自身の研究の範囲で問題解決を行い、それを他に伝えるまでの一連の作業を継続的に行うことにあります。 研究テーマや方法が稚拙だと小学生水準の調べ学習程度のものになる危険性をはらんでいることになります。練り込みに十分に時間をとって大学生の発達段階に相応しい学習が成立するようがんばってほしい。 |