年度 | 2010 |
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科目名 | 現代社会と経済 |
教員名 | 杉山 富士雄 |
授業概要 | 日常生活で使う商品やサービスの値段はどのように決まるのか。売り手と買い手を調整するのは誰なのか?失業が発生したり、経済が成長すると、私たちの暮らしはどのような影響を受けるのか?市場の働きだけで、貧困や教育の不足問題は解決するのでしょうか。国はどのような役割を果たしているのか。会社はどのような仕事をしているのか。お金はなぜ必要なのか。2000年以降一時的に日本経済を再生させた「構造改革」の内実と役割は何だったか。どのような問題を生みだしたか。高校生でも理解できる「経済学入門」の授業に参加しませんか。 |
授業計画 | 1.価格の働きと生産者・消費者 2.インフレと失業 3.経済成長とGDP、そして貧困の原因 4.貨幣の役割と、貯蓄・投資 5.銀行と株式市場 6.市場の失敗と政府の失敗 7.円高・ドル安とアジアへの工場移転 8.グローバリゼーション・市場経済化と「キャッチ・アップ」型戦後経済システムの行きづまり 9.企業家精神と資金調達 10.バブル期への不動産・リゾート需要への「非効率」投資の失敗 11.少子高齢化と貯蓄率低下(構造改革と「小さな政府」) 12.市場と国家の対立と調和 ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 総合的評価 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 授業にはテキストをいつも持参してきてください。単位取得には、論理的思考力を必要とします。論理的思考が嫌いな学生諸君には、理解不能な講義になるかもしれません。履修登録する場合には、論理的な思考に耐えられるかをよく判断した上で、履修してください。テキスト以外に、日本経済新聞を大量に読むことを求められるので、読書が嫌いな学生向きの講義ではありませんので、注意が必要です。 |