年度 | 2010 |
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科目名 | 環境社会学 |
教員名 | 小坂 勝昭 |
授業概要 | 地球温暖化「問題」が国際的な解決課題として注目され、わが国も京都議定書、洞爺湖サミット、など大きな役割を果たすことがもとめられている。今後、人類が何をなすべきか、が問われるが、具体的には「国家政策」として、また私たち一人ひとりの行動や、価値観が大きな役割を持つだろう。この講義では、(1)環境社会学とはどのような学問か、(2)今後ますます必要となっていく市民レベルの運動や方向性、環境NPOの社会的役割、などについて考える。近年、政府や国家の政策の限界が明らかになるにつれ、環境を市民たち自身が守らねばならない筈である。(3)ロハスの聖地ボルダーのファーマーズマーケット、の役割、(4)有機(オーガニック)産品への関心の増大、など学ぶべきことは多い。環境問題を相変わらず他人事と考える人が多いのは何ゆえであろうか。この講義では、環境政策、環境運動、NPO,環境権、などに分析の手をひろめていく。 |
授業計画 | 環境社会学とは何か。 基礎社会学と応用社会学 環境破壊の歴史(公害) 被害の構造と歴史 環境政策と住民運動 地球温暖化にどう対応するのか 地球環境学の提案 わが国の環境技術 国際的な環境協力(KITAの役割) 中国の環境問題 環境ビジネスの発展 アメリカのコロラド州ボルダー調査 ロハスの聖地ボルダーのファーマーズマーケット 有機野菜ほか、オーガニック産品への関心の急増 |
評価方法 | 平常点(出席点)およびリポート。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 講義への出席を重視する、期末にリポートを課す。 |