社会心理学概論 I

年度 2010
科目名 社会心理学概論 I
教員名 佐久間 勲
授業概要 社会心理学は、一言で説明すると、対人場面や集団場面における人間の判断や行動の法則性を明らかにする学問です。社会心理学概論Iと社会心理学概論IIでは社会心理学の諸領域に関する研究知見を概説します。1セメスターの社会心理学概論Iでは、特に対人関係の問題を取り上げます。講義中には取り上げる研究に関連する調査や実験を実施する予定です。社会心理学概論I、2セメスターの社会心理学概論IIの最終的な目標は、日常生活のなかの人々の行動について社会心理学の観点から説明できるようになることです。(これは人々の行動を説明する上で社会心理学の観点だけが重要であることを意味するわけではありません。)
授業計画 以下の内容について1回から複数回にわたって取り上げます。
ガイダンス
社会心理学の定義
態度の理論
対人魅力
対人関係と健康
社会的排除
自己呈示
援助行動
攻撃行動
社会的比較
自己中心性バイアス
マインドリーディング
対人認知
帰属
まとめ
評価方法 学期末に行う客観式の筆記試験+小レポートなどの平常点を加算して成績評価をします。原則として、加算した得点が9割以上をAA、8割以上をA、7割以上をB、6割以上をCとします。詳細は1回目のガイダンスで説明をします。
教科書
参考書
メッセージ ●講義は原則としてテキストに基づいて行います。ただしテキストの内容を順番に取り上げるわけではありません。またテキストの内容をそのまますべて取り上げるわけでもありません。●講義の進め方や評価方法について1回目の講義で説明をするので、受講する学生は1回目の講義に必ず出席して下さい。●講義の連絡や課題の提出などにe-learningを使用します。