年度 | 2010 |
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科目名 | データベース作成 |
教員名 | 幡鎌 博 |
授業概要 | この授業では、データベースについて学びます。データベースとは何か、どんなことができるのか、なぜ必要なのかを講義と演習を通して考えていきます。同時に、ただソフトを利用するエンド・ユーザーとしてだけでなく、一歩踏み込んで、他のユーザーが利用しやすい環境を整える支援者としての技術を身に付けることを目標とします。授業の進行は毎回、講義+実習形式で、MS Access を用いたデータベースの構築、データベース検索、およびSQLの理解に重点を置いて学習します。 |
授業計画 | 1. データベースとは何かを学ぶ データベースの基本、効率的なデータ管理、データベースの種類、データモデル、データの正規化、 同時実行制御(排他制御)、トランザクション管理、障害回復、機密保護について学ぶ。 2. MS Accessによるデータベースの設計・利用を学ぶ データベースの構築1:テーブルの作成法とリレーションシップ データベースの構築2:各種クエリの作成法 データベースの利用者支援:フォームの作成とレポートによる報告書の作成 3. データベース応用 MS Accessのマクロ機能を利用したデータベース利用について学ぶ。 4. SQLによるデータベース設計・利用を学ぶ データベース定義言語とデータベース操作言語 SELECT文による導出表の作成機能 関係演算と集合演算:選択・射影・結合・和・差・積 内部結合と外部結合 |
評価方法 | 主に課題提出(計3回を予定)により評価。3回の課題の平均が60点以上で合格。目安として、平均が70点でB、80点でA、90点でAA。ただし、出席状況も参考にして成績を付ける。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | データベースでどんなことができるのか、どういうときに必要なのかを理解してください。さらに講義内容を理解するだけではなく、基本を学んだ上で、各自どういうときにどんな風に使えるか考えて利用してください。なお、時間が足りないため、SQLについては十分には学習できないかもしれません。 |