年度 | 2010 |
---|---|
科目名 | 時事解説B |
教員名 | 川村 二郎 |
授業概要 | 乱世に、ただ存在するだけの「人在」で終わるか。それともチャレンジを続け、「人材」、さらにはその上の「人財」になるか。それは、体と頭をどこまで鍛えるかにかかっている。まずは体力である。どんな仕事も、一に体力である。新聞記者の仕事が頭脳労働だと思ったら、間違いである。さらに必要なものは好奇心と笑顔である。頭を鍛えるのに最も確実な方法の一つは、文章を書くことである。一度でも文章を書いたことのある人なら、わかるだろう。文章を書くことは自分を見つめることだ、ということを。この講座では読売新聞の朝刊一面に、火曜日から土曜日に掲載される竹内政明論説委員のコラム「編集手帳」などを教材に社会事象を考える。講義中に学生を指名し議論するので少なくとも「編集手帳」を読んでおく、コラムを持参することが履修条件である。自宅購読や大学図書館で読むか、「社説・コラム 読売新聞」でネット検索し「編集手帳」で一週間分のコラムを印刷して読むことも可能である。文章を書くときになくてはならないのが辞書である。言葉の意味や使い方で、少しでも疑問に思ったときは、辞書を見ること。辞典は大きいもののほうが良い。毎授業、国語辞典を持参してください、電子辞書は不可です。 |
授業計画 | オリエンテーション 新聞コラム 各種報道 新聞コラム 各種報道 新聞コラム 各種報道 新聞コラム 各種報道 新聞コラム 各種報道 新聞コラム 各種報道 新聞コラム 各種報道 新聞コラム 各種報道 新聞コラム 各種報道 新聞コラム 各種報道 新聞コラム 各種報道 新聞コラム 各種報道 新聞コラム 各種報道 |
評価方法 | 毎回の出席を基本として、授業中の議論や演習、宿題、期末の課題レポート(800文字)で総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 朝日新聞社会部から週刊朝日編集部に移って最初の試練は、5頁500行7500文字の原稿作成でした。五里霧中。暗中模索。試行錯誤。不眠不休。疲労困憊。何とか間に合って活字になる。いきなり長いものを書かされたおかげで、コツらしいものを一つ覚えた。500行を大きな一つの塊とは考えず、集めた事実、ドラマ、エピソードの一つひとつを小さな塊と考え、小さな塊をつないでいけば大きな塊ができる。しかしそれは、文章修行のほんの入口だった。 |