年度 | 2010 |
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科目名 | ゼミナール |
教員名 | 大作 昌寿 |
授業概要 | 音声コンテンツはラジオの他にインターネットやモバイルなど、様々なメディアを通じて聞かれています。そしてその内容は多様です。このゼミナールでは、音声コンテンツの中でも「作品」として意識して作られ、そして対外的にも「作品」として認められる「ドラマ制作」を中心に音声コンテンツ制作に取り組みます。この「ドラマ制作」を通じて“言葉だけで見えない情報を伝える”“音による表現方法、その多様性”を学ぶ事を主な目的とします。「ドラマ制作」は音声コンテンツの中でも難易度が高いため、1:音声ドラマ制作の基礎知識を身につける、2:音声ドラマを観賞し分析する、3:実際の音声ドラマ制作を模倣しながら経験し考察する、4:音声ドラマを制作する、と段階をふんでいきます。最後に制作する作品に関しては企画から立ち上げ、自己満足な作品にならないよう留意し、聞き手へのメッセージやエンターテイメント性などを盛り込んでももらいます。またこのゼミナールで制作する作品において、音声ドラマにありがちなト書きには極力頼らず、各自の創造性を発揮し、音を通じてどこまで表現出来るかという事に挑戦してもらいます。実際に制作に入る前には、企画書やプロットを提出してもらいます。受講生のみなさんは、あらゆる知識や経験等を駆使しゼミナールに挑んで下さい。 |
授業計画 | 1、 ガイダンス/ゼミナールの目的や進め方の説明 2、 音声ドラマ(ラジオドラマ)の歴史と現状 3、 音声ドラマの観賞と分析 4、 課題作品を使った制作実習1(制作計画及び準備) 5、 課題作品を使った制作実習2(収録) 6、 課題作品を使った制作実習3(効果音) 7、 課題作品を使った制作実習4(編集) 8、 課題作品を使った制作実習5(仕上げ) 9、音声ドラマの企画立案 10、音声ドラマの企画開発 11、音声ドラマの制作準備 12、音声ドラマの制作 13、完成作品発表 14、完成作品講評 ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません |
評価方法 | 毎回の出席を基本とし、授業態度、授業の理解度、課題作品の完成度と創造性、ゼミ活動への貢献度、チームワーク能力、責任感等を総合的に評価します。内訳としては出席などの平常点40%、完成度や理解度等60%とします。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | コンテンツの企画制作には、思考の柔軟性や一般知識及び教養が必要です。またそれに加え、各自のマネージメント能力やチームワーク力も必要になります。これらは一朝一夕に身に付くものではありません。日々の修練のたまものです。このゼミで、クリエイティブに携わる面白さ楽しさと同時に難しさを学んで下さい。 |