| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | データ・モデリング |
| 教員名 | 小幡 孝一郎 |
| 授業概要 | 最近の情報システムは組織全体が共有するデータベースを中心として開発され、運用される傾向にある。これは従来の人、物、金に加えて、データが組織の活動にとって必要な情報を生み出すための重要な経営資源であるという認識が定着してきたことによるのであろう。この科目で扱うデータモデルは、実装のために使われるデータベース技術とは関係なく、組織が必要とするデータはどのようなものであるかを表す概念データモデルと呼ばれるものである。概念データモデリングという用語は、組織で働く人々が業務上発生した情報を他の人に伝える、あるいは業務上必要な情報を検索する、などの日常的な行動に現れるその「組織に特有の様々なデータの意味とそれらの相互関係を明らかにし、それをモデル(一種の言語)によって表現すること」を指す。組織で有効に使われるデータベースを設計するためには、設計者が概念データモデルによってユーザーの要求を表現し、それをユーザーが確認するという(分析)プロセスが必要である。従ってデータモデリングを理解することは、データベースの設計者だけでなく、データベースを使いこなすことによって業務を効率化したい考えるユーザーにとっても大切である。 |
| 授業計画 | データモデルとは データとデータモデル データモデルは何故情報システムにとって重要か エンティティと属性の概念 用語の意味 属性 代表的なエンティティ リレーションシップの概念 リレーションシップとは リレーションシップの基数制約 リレーションシップの項数 結合型エンティティ 拡張されたERモデル 背景 スーパータイプとサブタイプ |
| 評価方法 | 学期末のテストと授業中に出題する中間課題の結果を総合的に評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | データモデリングの方法を習得することは、データベースを中心とする情報システムを開発するのに役立つだけでなく、近年急速に普及してきたオブジェクト指向の考え方の基本を理解する上でもきわめて有用である。 この科目を履修する上で、事前履修が必要な科目はない。 |