数理モデル演習

年度 2010
科目名 数理モデル演習
教員名 根本 俊男
授業概要 春学期開設の「数理モデル特論」に続き,経営、生産、行政など様々な分野で生じる問題に対し、問題を把握するそして問題解決策を導く数理的な手法について考えたい.特に,本演習では,社会において生じる様々な現象を「数理モデル」として,より詳細には代表的な,行為のモデル,過程のモデル,構造のモデルを網羅的に演習形式で扱っていく.様々な問題をモデルとして捉えるという社会科学の重要なスキルをこの演習を通じ体得し,今後の修士論文作成をはじめとする,研究活動の基盤を形成して欲しい.
授業計画 オリエンテーション:モデルとは
行為のモデル
過程のモデル
構造のモデル
ミクロなモデル
メゾなモデル
マクロなモデル
対象ごとの典型的なモデル
市場モデル
都市モデル
社会モデル
モデルを扱う研究の方法
まとめ
評価方法 数理モデルの基盤知識の理解度に加え,演習での発表状況・参加状況を総合し成績評価を行います.
教科書
参考書
メッセージ 春学期開設「数理モデル特論」を履修済みであることを前提に演習を行いますが,科学的な研究とはどのようなものかを学びたい者は前記科目を履修したかどうかにかかわらずこの演習で学んで欲しい.演習では考えてもらう場面が多くあります.「考える」ために必要なエネルギーを十分蓄えて参加してください.また,発表を毎回課す予定です.発表準備に取り組む十分な時間を確保しておいてください.