国際理解教育論

年度 2010
科目名 国際理解教育論
教員名 北村 優子
授業概要 国際理解教育・開発教育のねらいを理解し、かつそれを展開させ、国際的視点から現代の教育現状について学ぶ。また、国際理解教育の考え方と実践についてグループワークを通してより深く学ぶ。様々な地域・国の教育を比較することによりそれぞれの長所・短所を把握できるようにする。国際理解教育の主要課題である、地球市民・人権・平和・環境・開発教育の動向と期待される今後の方向について理解を深める。
授業計画 ・授業ガイダンス
― 講義アウトライン
・グローバリゼーションと教育
・国際理解教育・開発教育とは
・国際理解教育・開発教育のねらい
・欧・米・アジア・アフリカの学校と日本の比較(教育国際交流、多文化共生の教育含む)
― アメリカ
― イギリス
― ドイツ
― フィンランド
― ケニア
― オーストラリア
― 韓国
― 中国
・開発、地球市民型社会のための教育の現状と問題、これからの方策
・人権・平和・環境・開発教育の動向と課題、今後の方向
― 開発と教育
― 環境教育、持続可能な開発のための教育
― 平和教育(紛争後の教育復興)
― ジェンダーと教育
― インクルーシブ教育
― 学校外教育(ノンフォーマル教育)
評価方法 出席・小レポート(授業)40%、期末レポート 60%
教科書
参考書
メッセージ 教育が果たす役割は幅広く教育について国際的視点から各国がどのような問題に直面しているかを理解することは大切である。また、環境教育などの現状と課題に注目することで地球市民教育の意義をも学べる。参考書などに目を通しより多くの事に関心をよせ挑戦して欲しい。