運動生理学

年度 2010
科目名 運動生理学
教員名 上田 大
授業概要 健康と栄養を学ぶ皆さんにとって、必要な知識である「身体運動による身体機能の急性的な応答と持続的な適応」について理解を深めていきます。また、科学的なからだづくりの方法を追求するとともに、子どもから年配者までの健康づくりに必要な運動指導が出来るための基礎知識を学習していきます。
授業計画 1.授業ガイダンス、予・復習を含めた学習の仕方の概説
2.身体運動と健康との関係
3.筋生理学 1
4.筋生理学 2
5.身体動作に対する神経系の役割と運動に対する適応
6.身体運動に関わる基礎的な代謝系システム
7.内分泌系の急性応答とトレーニングに対する適応
8.身体動作に対する心臓血管系と呼吸器系の急性応答
9.トレーニングに対する心臓血管系と呼吸器系の適応
10.身体運動と環境
11.身体運動における年齢差
12.身体運動における性差
13.運動処方の方法
14.まとめ、定期試験についての説明
[※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。]
評価方法 毎回の出席を基本とし、(1)出席点30%、(2)学期末定期試験70%の割合で総合評価をする。ただし、成績評価の基準は次の通り:AA)上記4つの課題に対して不備が無く、特に優れている、A)課題に対して不備が無く、相応である、B)課題の形式は満たせているが内容がやや不足である、C)課題の形式・内容ともに若干の難点がある、D)課題をこなせていない。
教科書
参考書
メッセージ 健康増進の3要素(栄養・運動・休養)の1つである運動を行うことで、身体の中でどういったことが生じるのか、また運動によって身体はどのように変わっていくのかについて学び、知ることにより、健康指導を進めていく上での運動の重要性に対する理解を深めて欲しいと思います。