マーケティング

年度 2010
科目名 マーケティング
教員名 金 必中
授業概要 企業は製品やサービスを生産し、市場を通じて消費者に販売し収益を上げて成長しているが、その経営活動の中でマーケティングは最も顧客側に近く位置していて、顧客満足を追求するとともにさまざまな市場環境に適応できるモノの見方・ノウハウとツールを与えてくれる。すなわち、マーケティングは、消費者のニーズやウォンツを把握し、製品開発に関わり、価格や流通チャネルを選定し、そして、広告やプロモーションなどを通じて、製品・サービスを提供し、顧客満足を通じて利益を上げている。他にも、マーケティングは、NPO(非営利組織)などにおいても重要な役割を果たしていて、時代の流れとともにその重要性を増している。情報化・グローバル化・価値観の多様化などに起因する消費者ニーズの多様化や市場競争の熾烈化などの諸問題に対して、効果的かつ効率的に適応することができるからである。したがって、本授業では、マーケティングの本質や見方を理解し、4Pを中心にその基礎概念と実際について理解・学習することを、目標としている。
授業計画 授業ガイダンス
マーケティングの理解
マーケティングの基礎概念
顧客と顧客満足
消費者行動
製品
製品ライフサイクルと新製品開発
製品差別化と計画的陳腐化
市場細分化
ブランド
価格
マーケティング・チャネル
プロモーション
まとめ
※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 毎回出席を基本とし、授業中の活動を含めた出席点を30%、課題やレポートを20%、定期試験を50%の割合で評価する。ただし、成績評価は次のとおり。AA) 形式に不備が無く内容が特に優れている、A) 形式に不備が無く内容が良い、B) 形式は満たしているが内容がやや不足している、C) 形式・内容ともに若干の難点がある、D) 課題・定試をこなせていない。
教科書
参考書
メッセージ マーケティングは、企業経営においてはいうまでもなく、NPO(非営利組織)などの様々な分野においても応用できる大切な知識である。そして、3年次の『マーケティング戦略』、『マーケティング・リサーチ』および『マーケティング・リサーチ演習』を併せて履修すると、より実戦的で具体的なスキルやノウハウを取得できると思う。