年度 | 2010 |
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科目名 | 情報サービス産業 |
教員名 | 岩本 純 |
授業概要 | 1960年代半ばに、メーカー3社を軸にした共同出資によるわが国初のソフトウェア開発会社が設立されて以降、1970年代には、ソフトウェア産業は急速に拡大し、産業としての成立をみる。その後1990年代初めのバブル経済の崩壊まで、巨大なバックログを背景に、企業の設立ラッシュが続いた。長期の景気低迷と相俟って、コンピュータ技術の急激な革新(ダウンサイジング、オープンシステム化、ネットワーク化)の波に洗われ、苦難と再編を迫られたのが、1990年代であった。本学卒業生の多くの就職先でもあるソフトウェア産業および企業、そこで働く情報処理技術者の雇用、仕事、働き方等について講じる。 |
授業計画 | 情報とは何か(社会の情報化) 情報サービス産業の定義と範囲 情報通信技術の発展とソフトウェア産業の成長 懐胎期から成長期へ 第一次絶頂期とその崩壊過程 バブル経済崩壊後の再編過程 企業間関係(メーカー・ユーザー・ソフトハウス) ソフトウェア企業の組織と管理 情報処理技術者の属性と雇用 多様な就業形態(働き方) ソフトウェア開発と生産技術 ソフトウェア開発の知識・技能・技術 仕事とその配分 2000年代の新たな事業 学期授業予定回数と必ずしも一致しない。 |
評価方法 | 出席点10%、授業中のミニテスト10%、定期試験80%の割合で評価。成績評価基準は、次の通り。AA)講義内容を正確に理解し、要点整理も適切である、A)AA)に準じるが、多少の誤解、間違いがある、B)多少の理解不足があり、要点整理も重要な点が、欠落している、C)理解が不足し、要点整理にも難点がある、D)全く理解していない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ |