日本語D

年度 2010
科目名 日本語D
教員名 坪田 典子
授業概要 日本語A、B、Cを学んだ後、より高度な日本語能力、読み・書き・話し・聴くといった言語の全般的な能力の育成を目指す。とくに読み、書きに重点を置いて日本語能力の向上をめざす。読みに関しては、テキストを読んでいき、内容をまとめて発表できるように、ライティングに関しては、エッセイや書評が書けるようになることをめざす。また、スピーキング、リスニングに関しては、時事問題を中心に自分の意見が述べられ、高度なディスカッションできるようになることをめざす。
授業計画 テキスト読解1
文献を読んで、内容の概要を理解する。
テキスト読解2
文献を読み、担当箇所の要点をまとめ、レジュメを書いて、発表する。
アカデミック・ライティング1
事実と意見を区別して、描写や叙述の文章を書く練習をする。
アカデミック・ライティング2
因果関係や比較対照などの表現を学び、説明や論理的な文章を描く練習をする。
文献の探し方
文献の種類や探し方、文献表示の仕方を学ぶ。
記事を書く
事実を組み立てて記事を書く練習をする。
エッセイを書く
事実と、書き手の意見、感想を入れたエッセイを書く。
書評を書く1
書評の書き方を学んで、書評を書く練習をする。
書評を書く2
書評を書く2
推薦図書から文献を選び、読んで、書評を書く。書評をもとにレジュメを書いて発表する。
ディスカッション1
ディスカッションに必要な資料を提供する。
ディスカッション2
異なる立場からの意見を参考にして、異なる観点から同一事象を見て、それぞれの立場にたって、自分の意見を構築する練習をする。
プレゼンテーション
テーマに沿って調べた内容と意見を、レジュメを書いて発表する。
リスニング
多様な日本語に触れるため、各種のリスニングを行う。
文法
既習文法の復習および談話の文法を学ぶ。
学期授業予定回数と必ずしも一致するものではありません。
評価方法 毎回の出席を基本とし、出席点を20%、テスト、課題を80%の割合で評価する。テストは、ペーパーテストとして、アカデミック・ライティングの基本および読解を中心に評価する。課題は、エッセイ、書評、レジュメ、発表を中心に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 内容的にかなりハードですが、受講することで日本語が使えるようになる楽しさを感じるはずです。出席を重視しており、遅刻は減点する。