技術と人間

年度 2010
科目名 技術と人間
教員名 木幡 赳士
授業概要 今日、技術の成果がわれわれの周囲に満ちあふれ、背後にある技術は空気のようなものになっていて、日ごろ、気に留めることもしない。しかし、技術はわれわれの日常の背後で間違いなく役割を果たしている。現代社会を理解し、さまざまな局面で物事の本質を支配しているものをたどると、たいがい、何らかの技術に逢着する。然し、限られた時間でここの技術に踏み込んで学ぶことは難しい。そこでこの講義では、現代技術の構築原理を学んだ上で、すべての技術を基底で支配している「エネルギー」の本質、現状、問題点、われわれ人間のエネルギーに関する態度などについて見ていくことにしたい。
授業計画 ガイダンス、現代技術を鳥の目で見る_1(現代技術概観_1)
現代技術を鳥の目で見る_2
エネルギー問題を理解するための最小限講座
自然界の土台石(自然界の第一原理…熱力学の法則)
エネルギーを考え抜いた人びと(熱力学の建設者たち)
エネルギーは目減りせず。ただ、汚れるのみ_1
エネルギーは目減りせず。ただ、汚れるのみ_2
エネルギー問題の現状を統計から見る_1
エネルギー問題の現状を統計から見る_2
原子力発電のイロハ_1
原子力発電のイロハ_2
原子力発電のイロハ_3
新エネルギー講座
評価方法 期末試験
教科書
参考書
メッセージ プロジェクターを使い、できるだけ図版を多用しながら進める。標題の取っつきやすさに惑わされてはいけない。時に理屈っぽい話が混じることもある。受講者には、強靱な思考法を身に付けること期待したい。
なお、資料は希望に応じ、講義スライドを電子ファイルかハードコピーで配布する。ただし、ハードコピーは文教サービスを通じ注文・購入することとなる。