| 年度 | 2002 |
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| 科目名 | 哲学 |
| 教員名 | 山崎 裕子 |
| 授業概要 | この授業では、ヨーロッパ古代から中世の思想家を取り上げつつ、キリスト教的視点から愛の問題を考えていく。キリスト教で愛を意味するラテン語には、カリタス、ディレクティオ、アモルがあり、それらにはギリシャ語のアガペーとフィリアが対応する。西欧古代・中世において、愛はどのように理解され、どのように意味が使い分けられていたのかなどを、複数の思想家たちの思索をたどりながら比較する。テクストは用いず、必要に応じてプリント(日本語訳)を配布する予定である。 |
| 授業計画 | カリタス、ディレクティオ、アモル アガペーとフィリア アウグスティヌスにおける愛(1) アウグスティヌスにおける愛(2) アウグスティヌスにおける愛(3) アンセルムスにおける愛(1) アンセルムスにおける愛(2) アンセルムスにおける愛(3) トマス・アクィナスにおける愛(1) トマス・アクィナスにおける愛(2) トマス・アクィナスにおける愛(3) 授業に関する質疑応答 |
| 評価方法 | 授業中に時々書いてもらう意見と学期末のレポートによって評価する。毎回出席を取り、通算して3分の2以上出席している受講生のみレポートを提出する資格がある。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 愛の問題は、身近であるにもかかわらずあまり積極的に考えることのない事柄の一つであろう。愛イコール恋愛と考える人もいるかもしれない(この授業では、恋愛については取り上げない)。宣教師は初来日の折、キリスト教的愛を「御大切(ごたいせつ)」と訳した。他者を大切に思うことについての思索が、生活に潤いをもたらしてくれることを期待したい。授業は、前に扱った内容を順次踏まえて進められるので、欠席した場合には友人などから内容を確認しておく必要がある。考えることが好きな人に受講してもらいたい。 |