年度 | 2009 |
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科目名 | 人間の生き方 |
教員名 | 越智 洋 |
授業概要 | 春学期は自由、愛というテーマで、自由にやや重点をおいて、秋学期は自由、愛というテーマで、愛にやや重点をおいて、授業をすすめたいと考えています。自由や愛についての古典的なテキストをプリント化して用意しています。受講するみなさんが、自由や愛についてすでにめいめい思い思いにいだいている考えを、あらためて見つめ直す機会を提供できればと思っています。基本的な考察を重ねたあと、〈応用問題〉として、現代社会で是非が問われている問題を取り上げます。春学期は「代理母」を、秋学期は「安楽死」を予定しています。 |
授業計画 | 春学期:人間と自由 自由の意味 自由と理性の緊張(ミルの自由論) 「星の王子さま」のキツネについて エーリッヒ・フロムの愛の理論 「代理母」の問題 秋学期:人間と愛 自由の意味 誰を愛するのか 「星の王子さま」のキツネについて エーリッヒ・フロムの愛の理論 「安楽死」の問題(宗教と倫理的態度の違い) (以上の各箇条は学期授業予定回と一致対応するわけではありません) |
評価方法 | 出席30%、毎回の応答の小文40% レポート30%の比重で評定します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 考えるとは本来言葉を使って行うことです。授業で取り上げた内容について、毎回簡単な応答文を書いてもらいます。そこでみなさんから出てきたことを次の回に活かします。驚きをもって自分にとってあたらしい考え方にトライしてください! |