年度 | 2009 |
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科目名 | ゼミナール III |
教員名 | 松本 浩之 |
授業概要 | 教育研究を共通の課題として各自の問題意識に沿いながら、教育方法学、教育社会学、教育心理学、教育課程、教育法規など各分野をそれぞれ深めていく。前半は教育学の各分野の代表的な論文を輪読という形で読み解く。後半は各自で研究テーマを設定し、考えを深め、自分なりの考えの深まりを仲間に広めたり議論したりする。 |
授業計画 | 教育の今日的な課題に関する論文の輪読 IT時代における「いじめ」問題 不登校の何が問題なのか 少年非行、少年犯罪の実態 教師と生徒の関係と学校秩序 教師の協働を考える 学力低下論の本質を探る 課題研究 各自の課題の設定 関係論文の調査 課題設定の発表と討論 課題の修正 研究計画の完成 |
評価方法 | 出席を重視する。今日学校教育の現場が抱える課題をどれだけ自分自身の問題と意識し、解決の手だてをどのように探っているか、解決の見通しをどのように考えているかなどについて授業中の発言、発表、レポート内容などから総合的に評価する。AA)洗練された問題意識と卓越した見解を保持している。A)的確な問題意識とそれに見合う説得しうる見解を有している。B)妥当な問題意識とそれなりの見解を有している。C)問題意識とそれに関する見解を有しているがやや疑問がある。D)課題がこなせていない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 教育に関する課題意識を持って参加していただきたい。受動的に何かを授かる積りで出席しては意味がないし、そのような指導はしない。自分で調べ、考え、動き、発言できないと,成果はないし,意味はない。仲間に伝えるために話すこと、書くことを訓練し、表現力も高めていってもらいたい。 |