年度 | 2009 |
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科目名 | 専門ゼミナール I |
教員名 | 斉藤 功高 |
授業概要 | 現代社会はかってないほどのスピードであらゆる面に相互依存が深まっている。国家や国際機構の関係のみならず、個人の活動もグローバル化の影響を受けている。まるで巨大な津波のように世界がグローバル化の波に襲われている。時代は変わったのである。当ゼミでは、このような変化の激しい国際関係を法的アプローチによって解明できる能力を養成することを目的としている。 そのために、ゼミ I では、基本的な国際社会の法的仕組みを学ぶ。方法論としては国際法の分野をテーマごとに(時には時事問題も含めて)各自プレゼンテーションを行い、それについてディベートをする。最後にレポートを作成する。 |
授業計画 | ゼミの進め方のガイダンス(レポート、レジュメの書き方を含む) 国際法の基礎知識の習得(1) 「国際法の生成と発展の歴史」をテーマに発表、ディベート 国際法の基礎知識の習得(2) 「現代国際法の特徴」をテーマに発表、ディベート 国際法の基礎知識の習得(3) 「国際法の創設と適用」をテーマに発表、ディベート 国際法の基礎知識の習得(4) 「国際法の主体とグローバリゼーション」をテーマに発表、ディベート 国際法の基礎知識の習得(5) 「人権の国際的な保護」をテーマに発表、ディベート 国際法の基礎知識の習得(6) 「国際法上の個人の責任」をテーマに発表、ディベート 国際法の基礎知識の習得(7) 「国際法を緑にするー地球環境の国際的な保護ー」をテーマに発表、ディベート 国際法の基礎知識の習得(8) 「国際紛争の解決」をテーマに発表、ディベート 国際法の基礎知識の習得(9) 「安全保障の考え方」をテーマに発表、ディベート 国際法の基礎知識の習得(10) 「国際人道法の発展」をテーマに発表、ディベート 国際法の基礎知識の習得(11) 「国際法と日本の立場」をテーマに発表、ディベート 国際法の基礎知識の習得(12) 「国際法と市民の役割」をテーマに発表、ディベート 国際法の基礎知識の習得(13) 「国際機構の役割」をテーマに発表、ディベート |
評価方法 | 出席状況、プレゼンテーションの内容、ディスカッション能力、研究に対する積極性、レポート等を総合的に判断して評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | ゼミは大学が本来目標としているもの、すなわち、少人数で自らの問題意識に基づいて研究し、発表する場である。そこでお互いに意見を戦わせることによって自己啓発が可能になる。その自発的能動性を養うために、積極的にゼミに関わって欲しいと希望する。 |