国際観光論

年度 2009
科目名 国際観光論
教員名 山田 紘祥
授業概要 国際観光の振興は、観光業界のみならずわが国経済にとっても極めて重要な課題である。特に、海外からの観光客を増やす、いわゆるインバウンドの活性化は急務である。本講義は、この課題を中心に据え、わが国観光関連ビジネスについての理解を深めることを目的とする。アメリカのフロリダ州オーランドのディズニーワールド、ネバダ州ラスベガスなど国際観光に成功しているエリアやビジネスを例にとり、そのノウハウに学ぶ。また、国内観光関連ビジネスの実証的研究なども踏まえながら、わが国旅行業、宿泊業、リゾート、テーマパーク、(カジノ)等の国際観光ビジネスの特性、現況、今後の動向などを学習する。
授業計画 レジャー産業と観光産業(「レジャー白書」について)
「国際観光の現状と課題」(3回:主にインバウンドの問題の理解を深める)
ラスベガス研究(3回:講義、スライドショー、ビデオ等による)
ディズニーワールド研究(3回:同上)
リゾートビジネス論(2回)
国際観光と旅行業界・宿泊業界
国際観光とテーマパーク業界
世界のカジノと我が国における可能性(2回)
スライドショー(「世界の観光・レジャー」)
論文テスト
評価方法 出席点とテストの結果を併せて評価する。
教科書
参考書
メッセージ 本講義では、インバウンドの問題についてデータ等を中心に学び、受講生ひとりひとりがどうすればこれを活性化できるか考察してもらうこととする。また、国際観光ビジネスとして世界に冠たるラスベガス、ウォルト・ディズニー・ワールドについて、スライドやビデオなどを活用しながら、その成功と集客の秘密やノウハウを学ぶ。