高田 多恵子
■講習会概要
"２１世紀、世界が注目する日本の文化！"とまでいわれるようになった日本のマンガ、アニメーション、ゲームですが、従来手仕事の典型と思われていたクリエイティブな世界にもデジタル化の変革が進んでいます。
"紙"表現のマンガも"セル"表現のアニメーションも今やコンピュータで表現しています。制作作業のスピードアップやコストダウンの効果だけではなく、ＣＧ（コンピュータグラフィックス）で作るからこそ表現できる可能性が大きく広がっているからです。そんなマンガ、アニメーション、ゲームを表現する上でなくてはならないものに"キャラクター"があります。
｢日本人はキャラクター好き｣という調査データもあるほどのこの"キャラクター"、実はテレビコマーシャル、広告、Webページ等のメディアでもなくてはならないものなのです。この講習会では、デジタルキャラクターを制作しながら、デザインする楽しさ、面白さを実感してもらいます。見る側ではなく、企画する側になってあなた自身のキャラクター作りにチャレンジしてください。
■進め方
1. キャラクター表現のあれこれを紹介します（平面表現、立体表現、手描き表現とCGとの相違等）。人間、動物から架空のキャラまで。
2. キャラクター制作で使用されているグラフィックソフト、アニメーションソフトについて紹介します。
3. 実際にソフトを使用してキャラクターを制作していきます。必要な素材はこちらで用意します。受講者はそれをアレンジ、変形、加筆して仕上げます。さらに進めたい人はキャラクターにしぐさをつけ動きを表現してください。
■受講するうえでの前提能力
コンピュータの基本操作を身につけていることを前提としていますが、初心者でも受講できるように説明していきます。（CGソフトの使用方法はその場で教えます。）