Microsoft Excel (2)

1998.11.4

宮川

1.グラフの作成

Excelは、ワークシート上のデータを簡単にグラフ表示することができます。表1は、総務庁統計局・統計センターが公表している平成10年9月1日現在の男女・年齢別人口データです。

表1 男 女 ・ 年 齢  別 全 国 推 計 人 口
(平成10年9月1日現在)
年齢 男女計
0 〜 4歳 597 306 291
5 〜 9 612 313 298
10 〜 14 699 358 341
15 〜 19 781 401 380
20 〜 24 925 474 451
25 〜 29 972 493 479
30 〜 34 846 428 418
35 〜 39 786 397 389
40 〜 44 799 402 397
45 〜 49 1023 512 511
50 〜 54 934 465 470
55 〜 59 849 417 432
60 〜 64 773 374 399
65 〜 69 686 323 363
70 〜 74 550 244 306
75歳以上 811 283 528
総務庁・統計局・統計センターが公表しているデータより抜粋

このデータから次のようなグラフを作成してみます。

2.まず、ワークシートにデータ入力

表1のデータを、ワークシート上に入力します。

3.グラフウィザードの利用

1.グラフウィザードとは、グラフ作成を補助するための機能です。まず、グラフ表示するデータの範囲をドラッグします。上記の例で、ドラッグする範囲は、A1:D17です。

2.グラフウィザードのボタンをクリック(グラフウィザードのボタン)

3.グラフの種類の選択(1/4)(ここでは、縦棒グラフを選びました)。グラフの種類を選んだら、「次へ」というボタンを押します。次のグラフウィザード画面(2/4)では、とりあえず、何も設定せずに「次へ」ボタンを押すだけで結構です。

4.グラフウィザード(3/4)では、グラフのタイトル、X軸、Y軸のラベルなどを入力します。該当する欄に入力してください。

5.グラフウィザード(4/4)では、単に「完了」ボタンをクリックします。

そうすると、ワークシート上に次のようなグラフが表示されます。

これで、完成です。

4.完成したグラフの見栄えを変える

1.グラフの背景色の変更してみよう

グラフの背景部分にマウスカーソルを移動し、ダブルクリックします。すると、背景色を選択するためのウィンドウが表示されるので、好みの色を選択します。

2.X軸(年齢)の書式を変更してみよう

上記のグラフのX軸には、年齢の範囲が斜めに表示されいますね。これだと、幅を取ってしまうので、縦に垂直に表示するように変更してみましょう。

まず、年齢の数字(例、0〜4歳)の部分をダブルクリック。軸の書式設定ウィンドウが現れるので、「配置」をクリック。

度の数字を-90から90まで変更することができます。-90に設定するとサンプルと同じ表示になります。角度を変更したら、OKを押します。

3.グラフの大きさを変えてみよう

グラフエリアをシングルクリックすると、グラフ領域の四隅と上下左右に下図のような■印が現れます。この■印をドラッグしてグラフの大きさを変えます。それでは、グラフの横の長さを長くしてみましょう。そうすると、X軸(年齢)の幅も広がり、今まで表示されていなかった、年齢も表示されるようになります。(上のグラフと下のグラフを比べてみてください)

Excel(2)以上