幡鎌のプロフィール(退職のため、このページは間もなく閉じます)
2003年4月より2020年3月末まで、文教大学で教員を勤めておりました。
情報化戦略・eビジネス・ビジネスモデル設計演習・情報公共論などの科目を担当しました。
研究分野は、主にイノベーション・知的財産・事例の面から、IT戦略・ビジネスモデル・ネット戦略などを分析しています。
サービスイノベーションを促進する新たな知的財産権や、コモンズ的な知的財産制度の提案なども行っています。
また、ビジネスモデルを人工知能でモデル化して、発想・設計やチャンス発見などに活用する方法を研究中です。
このような研究を活かして企業の支援を行うことを目的に、2020年にデジタル・ビジネスモデル研究所という会社を起業いたしました。
主な著書は以下です.
最近の論文は以下です.
- 「鉄道事業者とLINEのビジネスモデルの類似点」, 文教大学 情報学研究科 IT News Letter Vol.11 No.2, 2019年3月.
- 「サービスイノベーションのためのビジネスモデル構築方法」(研究ノート),
研究 技術 計画(研究イノベーション学会 学会誌), Vol. 29, No. 4, 2015年4月, pp.249-262.
-
「人間尊重の経営」を目指した経営学部のカリキュラム設計 (解説), 文教大学経営論集, Vol.1, No.6, 2015年3月, pp.1-11.
-
「アマゾン・コムの戦略−サービスの垂直統合と顧客中心主義−」, 文教大学 情報学研究科 IT News Letter Vol.8 No.1, 2012年5月.
- Protect and Share Innovative Service as a Commons,
IEEE the 7th International Conference on Service System and Service Management (ICSSSM'10),
2010年6月.
- What Can Substitute for the Patent System?,
The Pacific Rim Innovation Conference 2010, メルボルン大にて, 2010年1月.
- 「サービスイノベーション促進のための新たな知的財産権の提案」,
日本知財学会誌, Vol.6, No.1, 2009年.
- To Promote Service Innovation: Proposal for a New Intellectual Property Right to Protect and Share Innovative Services,
Patent and Innovation - Applied Econometric Association(AEA: 応用計量経済学会), 一橋大学にて, 2008年12月.
- 「情報メディアを活用して先行者優位を与えることで発明を保護する知的財産権の提案」,
情報処理学会 第42回 電子化知的財産・社会基盤研究会, 2008年11月.
-
「現状の特許制度ではサービスイノベーションを促進できない」,
文教大学 情報学研究科 IT News Letter Vol.4 No.2, 2008年7月.
-
「戦略的ネットサービスのビジネスモデル −ビジネス方法特許の分析より−」,
電子情報通信学会 ソフトウェアインタプライズモデリング(SWIM)研究専門委員会,2003年度第3回研究会,2004年1月.
最近の学会発表は以下です.
- 「AIによるビジネスモデルのモデリングと活用」,
電子情報通信学会 ソフトウェアインタプライズモデリング(SWIM)研究専門委員会,2019年度第4回研究会,2020年2月.
-
「人工知能アプローチによるビジネスモデル分析・設計の可能性」, 経営情報学会2018年秋季全国研究発表大会予稿集, 2018年10月.
-
「インターネットモール事業のビジネスモデル比較」, 経営情報学会2017年秋季全国研究発表大会予稿集, 2017年9月.
-
「B2Bのビジネスモデルに関する事例研究」, 経営情報学会2016年秋季全国研究発表大会予稿集, 2016年9月.
-
「国内のeビジネスにおけるイノベーションの動向」, 経営情報学会2014年度秋季全国大会予稿集, 2014年10月.
- 「サービスイノベーションのためのビジネスモデル構築手法」,
研究・技術計画学会 第28回 年次学術大会, 2013年10月.
- [基調講演]ビジネスモデルの動向とビジネス方法特許,
電子情報通信学会 ソフトウェアインタプライズモデリング(SWIM)研究専門委員会,2012年度第4回研究会,2013年1月.
- 「日米におけるビジネス方法特許の現状」, 日本知財学会 第10回年次学術研究発表会, 2012年12月.
-
「日本国内におけるビジネス方法特許の現状」, 経営情報学会2012年度春季全国大会予稿集, 2012年5月.
- 「特許制度に代わる登録発明実施料分配制度の提案と課題」,
日本知財学会 第9回年次学術研究発表会, 2011年6月.
- 「発明のコモンズに向けて」, 日本知財学会 第8回年次学術研究発表会, 2010年6月.
-
「協調的イノベーション戦略と知的財産制度の問題」, 経営情報学会2010年度春季全国大会予稿集, 2010年6月.
- 「サービスイノベーション促進策としての工学的アプローチの限界」,
研究・技術計画学会 第23回 年次学術大会, 2009年10月.
-
「サービスイノベーション促進のための課題」,
経営情報学会2009年度春季全国大会予稿集, 2009年7月 (病気のため発表できず).
- 「知的財産のコモンズの可能性と課題」,
日本知財学会 第7回年次学術研究発表会, 2009年6月.
- 「サービスの発明の分類とサービス向けの知的財産制度の提案」,
研究・技術計画学会 第23回 年次学術大会, 2008年10月.
- 「ビジネス方法特許の問題点とサービス向けの知的財産制度の提案」,
日本知財学会 第6回年次学術研究発表会, 2008年6月.
- 「情報戦略教育のための事例活用方法」,
経営情報学会2008年度春季全国大会予稿集, 2008年6月.
- 「サービスイノベーション促進のための新たな知的財産権の必要性と要件」,
研究・技術計画学会 第22回 年次学術大会, 2007年11月.
-
「IT・ネットが生み出すサービス・イノベーション」, 経営情報学会2007年度春季全国大会予稿集, 2007年6月.
- 「サービス・イノベーションのための知的財産権の在り方に関する考察と提案」,
日本知財学会 第5回年次学術研究発表会, 2007年6月.
-
「eビジネスのイノベーションモデル」,経営情報学会2006年度春季全国大会予稿集, 2006年6月.
-
「店舗販売とネット販売のシナジー戦略」,経営情報学会2005年度秋季全国大会予稿集, 2005年11月.
- 「旅行業界でのeビジネスとその情報システム利用の動向と課題」,
電子情報通信学会 ソフトウェアインタプライズモデリング(SWIM)研究専門委員会,2003年度第3回研究会,2005年5月.
-
「宿泊予約サイトの裏側にみるBtoBの進展と課題」, 経営情報学会2004年度秋季全国大会予稿集, 2004年11月.
-
「戦略的ネットサービスにおけるIT活用手法の考察」, 経営情報学会2003年秋季全国大会予稿集, 2003年11月.
-
「ビジネス方法特許から見たビジネスモデル/産業モデルの動向」, ビジネスモデル学会2003年度秋季年次大会, 2003年11月.
-
「ビジネス方法特許創出における企業間知識共有 −特許共同出願の分析より−」, 経営情報学会2002年秋季全国大会予稿集, 2002年.
雑誌などへの寄稿
- 「アマゾンジャパン プラットフォーム戦略と強さの本質」、販売革新(商業界)2019年12月号, pp.82-84.
- 「拡大と革新を続けるアマゾンへの"対抗策" 店舗とネットの垣根を取り払いオムニチャネル化に舵を切れ」、
販売革新(商業界)2013年6月号, pp.8-10.
- 「現在の特許制度の問題とコモンズ的制度の可能性」、OHM 2012年6月号, pp.10-11.
- 「リアルが仕掛ける先進的ネットストア こんなにあるネットと実店舗の相乗効果」、
販売革新(商業界)2010年10月号, pp.37-39.
- 「2010年代のネット通販 最大手リアル後発セブンネットは台風の目となるか」、
販売革新(商業界)2010年5月号, pp.37-39.
- 「一般的になったマルチチャネル 既存チャネルの有効活用など工夫の余地あり」、
I.M.Press (アイエムプレス) 2006年11月号, pp.22-25.
少し昔の論文は以下です.
- 「ナレッジマネジメントのためのシミュレーション活用の可能性」,
ナレッジマネジメント研究年報(日本ナレッジマネジメント学会), No. 2, 2000年.
- 「分散知能モデルによるナレッジマネジメントに関する考察」, 経営情報学会誌, Vol. 7, No.3, P.95-112, 1998年.(共著者: 寺野隆雄)
- 「ナレッジマネジメントへむけて - 知識検索・整理および基盤技術 -」, 人工知能学会誌, Vol.13, No.6, P.912-919, 1998年.(共著者: 津田宏・益岡竜介)
- 「組織における知識活動のマルチエージェントモデル」,
経営情報学会誌, Vol.5, No.2, P.41-61, 1996年.(共著者: 寺野隆雄)
少し昔の国際ジャーナル/国際カンファレンスへの論文は以下です.
- "Bridging CSCW and Organizational Learning: A Multi-agent Model of Intellectual Activities in Organizations,"
ACM SIG-OIS Bulletin, Vol.17, No.3, p.52-54, 1996.(共著者: 寺野隆雄)
- "Organizational Science Approach to Knowledge Intensive Learning and Adaptation in a Multiagent System,"
Informatica - An International Journal of Computing and Informatics, Vol. 21, No. 2, P.239-247, 1997.(共著者: 寺野隆雄)
- "A Multi-agent Model of Organizational Intellectual Activities for Knowledge Management,"
in "Knowledge Management: Organization, Competence and Methodology" by J. F. Schreinemakers (Eds.), Wurzburg: Ergon Verlag, P.143-155, 1996.(共著者: 寺野隆雄)
- "Modelling Knowledge Logistics for Knowledge Management,"
in "Information Modelling and Knowledge Bases XII" by H. Jaakkola et al. (Eds.), IOS Press, P.235-257, 2001.
(共著者: 寺野隆雄)
- 博士論文(1999年12月)
-
分散知能論による組織のナレッジマネジメントに関する研究
主な特許は以下です.
- 所属学会
- 経営情報学会、日本ナレッジマネジメント学会、情報処理学会
- 日本知財学会、研究・イノベーション学会
- ソフトウェアインタプライズモデリング研究専門委員会(SWIM、電子情報通信学会第1種研究専門委員会)
幡鎌研究室のトップページへ戻る
文教大学 経営学部 経営学科
幡鎌 博