文教大学英語教育研究会20回研修会が平成29年6月24日(土)に文教大学で行われました

■参加した大学生による感想

今回、中山先生と西村先生の講義では多くの貴重なお話を聞くことができました。
第一部では、教師になって感じる様々なことを先生の体験をもとに中山先生がお話ししてくださいました。まず中山先生は、大学時代に行なった「模擬授業」が何よりも大切とおっしゃっていました。自分で準備して授業を行なうだけでなく、友達の授業から学ぶことも沢山あるそうです。次に、教師になってからのことをお話してくださいました。中山先生は、先輩や同期の方々と喜びや辛さを共有し、乗り越えているとおっしゃっていました。また、生徒との関わりも大切にしていて、毎朝生徒が登校してくる前に、自分のクラスの黒板にメッセージを書いているそうです。その日の連絡事項やクイズを書いたり、授業の初めに英語で簡単なコミュニケーションをとったりと、いろいろな工夫をされていました。お話の中で私に最も響いたのは、「仕事が趣味だ」とおっしゃっていたことです。好きなことや趣味を仕事にできるのは幸せだと思いました。私も将来胸を張って「仕事が好きだ」と言えるようになりたいです。最後に、中山先生は私たちに向けて、「今しかできないことを沢山経験してほしい」とアドバイスをくださいました。中山先生は終始楽しそうにお話をされていて、改めて教師は楽しくてやりがいのある職業だと感じました。
第二部では、西村先生が英語教師になるためのアドバイスをしてくださいました。
現状では、今日の教員は以前に比べて多忙化しているとおっしゃっていました。その背景として、社会の変化に伴い、生徒指導や保護者対応なども多様化していることがあげられるそうです。教師は、生徒たちの後ろにはいつでも保護者がいることを忘れてはならないと繰り返されていました。また、現代において求められている教員像については「自分で考えて行動できる人」とおっしゃっていました。具体的には、「教育への使命感を持って、学び続ける教師」、「チームの一員として学校を創造できる教師」、「子供に寄り添うことができる教師」の三つを挙げられていました。タフな心と対応力を持っていることもまた重要なのだそうです。最後に、西村先生は、ご自身の授業の様子をDVD で見せてくださいました。先生を囲むように生徒たちの机を配置し、スムーズに進んでいく授業はとても充実していて、生徒たちも楽しみながらも一生懸命に勉強していました。西村先生のような英語の先生に出会えた生徒たちをうらやましく感じました。西村先生は、講義を始める前に英語で私たちに自己紹介をして下さいました。英語で話し始めたことで一気に引き込まれ、全体を通して対話形式の講義だったので、飽きることなく最後まで楽しくお話を聞くことができました。
 中山先生と西村先生のお話は、「教師」の更なる魅力を見つけ、考え直す良いきっかけになりました。教育現場のリアルな声を聴き、普段なかなかできない学びを深めることができました。

国際学部国際理解学科1年 安濟日菜

私は中山先生、西村先生の話を聞いて特に印象に残ったことがそれぞれ1つずつあります。
まず中山先生の話を聞いて印象に残ったことは、先生自身が毎朝行なっている活動です。中山先生は、毎朝生徒が登校してくる前に黒板にメッセージを書いておくとおっしゃっていました。内容は様々であり、例えば先生の身の回りで起こったことや、体育祭などの学校行事が近くなってきたら生徒に向けてメッセージを書いていました。写真で見せてくれた内容はどれもとても面白いものであり、きっと中山先生はすごく人柄が良い先生であると感じるものばかりでした。また、私がもし生徒だったら毎朝楽しく学校に行けるだろうと思いました。中山先生は教師を目指している私たちにすごく良い例を提示してくれました。生徒の気持ちをどのように考えて生徒を大切にしていくべきかということを学べました。私が教師になった時も中山先生の真似をして生徒とうまくコミュニケーションが取れていければいいなと思ました。
次に西村先生の話を聞いて印象に残ったことは、「ファシリテーターとしての英語教員」ということです。西村先生は横浜市で英語科の指導主事をやられているということで、英語教育にはすごく精通している反面、実際に現役で教師をやられていたころはすごく苦労をしたとおっしゃっていました。そのことに関連して西村先生は自分自身の教え方の変化を映像で見せながら解説してくれました。最初のものは何回も繰り返して教える、つまりドリル方式での指導法から、次のビデオでは生徒主体の授業、生徒が積極的に英語を使っていく授業に変わっていました。また、先生はこの授業の変わった経緯として場面設定をすごく意識し、生徒に場面に応じた英語を使わせたとおっしゃっていました。私自身、英語の授業で場面設定というものはすごく大事な部分であるということを意識していたので、西村先生の話から納得できるものがたくさんありました。私もファシリテーターとしての英語教員を目指し日々の学習を進めていきたいです。

国際学部国際理解学科3年 大塚亮輔