南ソウル大学と国際学部の阿野ゼミナールの合同ゼミ発表会が行われました。

3月1日に韓国・南ソウル大学にて、南ソウル大学と国際学部の阿野ゼミナールの合同ゼミ発表会が行われました。

■ゼミ長として南ソウル大学との合同ゼミに向けた準備を進めていく中で、集団の運営を行うことの大変さを学ぶことができました。飛行機や宿泊先の手配ではいかに予算をおさえつつ、環境の整ったプランで進められるよう、数多くの旅行会社に見積もりを提示していただきました。

南ソウル大学の学生との連絡や現地での交通手段の調査や手配、ホテルでの手続き、予定の確認、トラブルが起こった際の対処など、たくさんのことに備え、対応しなければならないといった経験をすることができました。相互の言語が分からない中で英語によるコミュニケーションを図ることにより、どちらの母語でもない英語が持つ意思疎通のツールとしての役割を強く感じることができたと同時に、その重要性を再認識することができました。他国との英語教育に関する合同ゼミとして何ができるのか考えた結果、両国の教育内容や授業形式の比較を行いました。

自国の教育を他者に伝える上で日本の英語教育では何が課題となっており、何を解決すべく編成されているのか、今後の私たちに何ができるのかを理解をすることができ、教師を目指すうえでの糧となりました。企画の案を伝え、意見を合致させることもすべて英語で行い、これまでの勉強の成果を発揮するとてもよい機会となりました。しかし自分の詳細な考えのすべてを伝えることはとても難しく、よりわかりやすい表現に言い換える工夫が必要となりました。連絡の中で妥協点はなく、お互いに満足のいく計画を進めていくことができました。当日も非常に充実した時間を過ごすことができ、親睦を深めることができました。

今回の経験はすべて自分にとって価値のあるものになり、関係者の皆さまには深く感謝申し上げます。

阿野ゼミナール3年ゼミ長 石井達也

   

■南ソウル大学に到着し、まず一緒に学食で昼食を食べながら交流会をしました。韓国や日本のこと、お互いの大学のことを英語で話し、コミュニケーションをとることができました。

合同ゼミでは、韓国と日本のお互いの国の英語教育についての発表とディスカッション、模擬授業を行いました。南ソウル大学の学生は、小学校から大学までの英語教育についての特徴を発表し、阿野ゼミナールの学生は従来の小学校から高校までの英語教育の特徴に加えて、生徒が英語で情報や意見を表現し、コミュニケーションを円滑にとれるようにするために改訂された新学習指導要領についても発表していました。韓国と日本の英語教育は、ライティング・リーディング・リスニング・スピーキングの4技能の育成に重点を置いていることは同じでしたが、英語教育を始める開始時期や4技能の学習を行う順番などが異なっていました。近年、日本は文法だけでなく英語でコミュニケーションをとることに力を入れている傾向にありますが、韓国の英語教育は文法が第一であり、文法を習得することでスピーキングの能力がつくという考えであることが印象深かったです。

また、模擬授業では、南ソウル大学の学生はゲームをしながら楽しく英単語を学習するという小学校の英語の授業を行い、阿野ゼミナールの学生は高校生を対象にし、教科書に沿った学習内容をグループワークで生徒が自発的に活動する授業を行っていました。どちらの授業も、生徒の学習目標や年齢に適していて、生徒が楽しく英語を学ぶことができる素晴らしい授業でした。

私は今まで海外の大学生との合同ゼミや、英語でのプレゼンをする経験がありませんでした。今回の南ソウル大学との合同ゼミに参加したことで、韓国の学生と交流したり、ゼミの先輩方の素晴らしいプレゼンや模擬授業を見ることができたりしたことは、とても勉強になり良い経験になりました。今回の合同ゼミで得たものを活かし、これからのゼミ活動を頑張りたいと思います。

阿野ゼミナール2年生 青田梨沙