国際学部の阿野ゼミナールと東京家政大学の太田ゼミナールの英語教育合同ゼミ研究発表会が行われました。

 令和元年9月6日・7日に東京家政大学において、文教大学国際学部・阿野幸一ゼミナールと東京家政大学人文学部・太田洋ゼミナールで合同ゼミ発表会が行われました。

■9月6日と7日の2日間、東京家政大学の太田ゼミの学生と合同ゼミを行いました。今回の合同ゼミは、私たち3年生が初めて主体で行うものでした。始める前は不安でしたが、初日から太田ゼミの学生と打ち解けることができ、仲良く活動を行うことができました。今回の合同ゼミでの活動は主に学生による模擬授業、研究発表、スモールトークの3つを行いました。

初日は家政大学による研究発表と文教大学・東京家政大学、お互いの模擬授業を行いました。東京家政大学の研究発表は文法訳読式教授法をトピックとしたものでした。文法訳読式はよくないというイメージがありますが、そこにもメリットがあるのではないかという違う視点から考えた内容が興味深いものであり、勉強になりました。後半の模擬授業では、実際に高校の模擬授業を行いました。これまで授業では、ペアで一つの授業を作るというものでした。しかし、今回は初めて一人で授業を作り、発表するというものだったので一人で授業ができるかとても不安でした。授業作りの段階から疑問点がたくさんあり、今回の合同ゼミでその疑問点が解決できればという気持ちで模擬授業に臨みました。発表後、文教大学・東京家政大学の3年生をはじめ、先輩方、阿野先生、太田先生からたくさん意見を頂きました。どのフィードバックもとても参考になり、私が抱いていた疑問を解決させてくれるものでした。普段フィードバックを頂ける機会がない太田先生や東京家政大学の先輩方、3年生からのアドバイスはとても貴重で今後の授業改善に役立てたいと思いました。文教生からもたくさんコメントをもらい励まされました。次の学期からは英語科教育法Ⅳが始まり、一人で模擬授業を行うので今回学んだことを生かしていきたいと思います。

2日目は主にスモールトークの活動を行いました。その場で文教大学の学生と東京家政大学の学生とがペアになり、配られた教科書の題材に繋がるスモールトークを考え、発表するという活動です。2日目ということもあり、ペアになった学生ともすぐに打ち解け、スムーズにスモールトークを考えることができました。違う大学の学生とお互いに意見を出し合って、1つのことを協力して行うという活動は普段できないのでとても良い経験になりました。どのペアも楽しく明るく発表が出来ていたので良かったです。後半は模擬授業を2組、文教大学の研究発表を行いました。初日も含め、模擬授業では人それぞれ違った授業展開や生徒に対するアプローチを見ることができ、勉強になりました。その後の阿野先生、太田先生からのアドバイスも聞いている私たちにも応用できると感じました。私たちの研究発表では、8月20、21日に韓国で行われた環太平洋応用言語学会(PAAL)で発表したものを行いました。2回目だったのでみんな落ち着いて発表できて良かったです。

この2日間を通して、家政大学の学生と共に活動し、学び合えたこと、交流を深められたことができて良かったと思います。またこの合同ゼミが行えるのも阿野先生、太田先生をはじめ先輩方の協力のおかげだと感じました。今回学んだことをこれからの英語科教育法の授業に生かし、少しでもよい授業を作れるよう頑張っていきたいと思います。そして成長した姿を次の合同ゼミでお互いに見られることを楽しみにしています。

                            阿野ゼミナール3年 佐々木 遥大

■私は、阿野幸一先生の専門ゼミナール生として、東京家政大学の太田洋先生とその専門ゼミナールの3年生とともに合同ゼミを行いました。お互いにそれぞれ模擬授業を披露し、様々な話し合いを通して、英語の授業作りを高めていくという形式でした。その中でも、東京家政大学の学生の英語を話す姿勢に強く感銘を受けました。東京家政大学の学生は、とても楽しそうに英語を話し、受けている側も自然と笑顔になる授業が多かったです。それが英語を話しやすい雰囲気づくりに繋がっていました。私は英語の授業において、教師が英語を話す雰囲気や声の大きさ、話している時の表情が授業の7割から8割を占めるほど重要なものだと考えています。これからの授業作りでもう一度見直さなければならないと感じました。また、東京家政大学の学生が力を入れているという “Small Talk”(スモールトーク)を2人1組で考え、披露しました。教師や生徒にとってできるだけ身近な題材を扱い、生徒の興味を引き出す必要があり、英語の授業において必要不可欠な時間です。それぞれの学生の個性が強く反映されていて、とても楽しく、勉強となる取り組みでした。加えて、夏休み中に行った研究発表をお互いに発表しました。私たちは韓国の環太平洋応用言語学会 (PAAL)で行った研究発表を発表しました。

そして何より印象的だったのは、太田洋先生が最後にかけてくださった言葉です。私達は今回の合同ゼミや研究発表のために、夏休みのほとんどの期間を大学での準備や練習にあてました。なかなか進まない作業や英語で話す難しさを目の当たりにし、頭を抱える日々が多くありました。もちろん韓国や他大学に行く時には多くのお金もかかります。それでも、ひたむきに取り組み続けました。正直、「大変だった」この一言に尽きます。そんな中で、太田先生は、「努力は裏切らない。人より頑張っている人は、その分、人より力をもらうことができる」と言ってくださいました。夏休みが終わりに近づいてく中で、この言葉を頂けたのは、私たちにとって何よりも大きな財産です。これからまた大学が始まり、より高いレベルの授業作りをしていきます。夏に得た力を最大に発揮して、自信をもって取り組んでいきたいです。

 

阿野ゼミナール3年 石島 滉大