文教大学英語教育研究会21回研修会が平成29年10月7日(土)に文教大学で行われました

■参加した大学生による感想

 

第一部では、英語で俳句を書くことは少し難しそうだと感じました。音節の切れ目も分かりにくいし、みんなに伝えたいことが伝わるような作品を作るのは大変だと思いました。しかし、凝った物を作ろうと思わなければ、楽しみながら英語を使うことができ小・中・高の英語の授業でも取り入れやすいのかなと思います。そして、日本の学生は書くということをあまりやってこなかったために、多くの文字を英語で書くことに抵抗があるというのは共感しました。

 第二部では、音節の数を合わせることが一番難しく感じました。そして、同じ言葉でもいくつもの表現のしかたがあり、自然と単語に触れる回数が増えました。今回は初めてだったので上手なものは作れませんでしたが、俳句作りの面白さは実感できました。そして俳句を作るために頭の中で色々な思い出が浮かんできて、とても楽しかったです。日本語でも俳句を作ることはあまりないので、機会があれば作ってみようと思います。

 

国際学部国際理解学科2年 渡邉寛野

    

今回初めて、英語で俳句を作るということに挑戦しましたが、本当に興味深く、勉強になりました。英語で俳句を作ることで、参加者一人一人が英語で自分の思いを伝える重要性を再認識できた機会でした。

 第一部では、日本の英語教育の問題点として、英語のテストで良い成績を取る生徒はいるけれども、彼らが話したり、書いたりしている英語には、自分の気持ちが乗っていないということを挙げていました。たしかに私が中学生、高校生だったときは、英語の成績は良かったものの、自分の気持ちというよりも、何かの問題に対して正確に答えるというものでしかありませんでした。そこで、自分の伝えたい思いを英語で表現する「英語で俳句」ということでした。

 第二部では、実際に参加者がオリジナルの英語俳句を作りました。最初は、英語で俳句を作るのは難しいだろうと思っていましたが、実際にやってみると、自分の気持ちを英語に乗せていくということが本当に楽しく、思いが詰まった俳句を作ることができました。何もないところから俳句を考えていくのではなく、自分のお気に入りの場所に行き、そこで見たり、聞いたり、感じたりしたものを描写し、それを俳句に落とし込んでいくというもので、初心者でも、自分の思いを俳句に乗せていくことができました。

全体を通して感じたことは、言語というものは、「伝えたい思い」があって初めて成立するということです。たとえ多くの言語を扱うことができたとしても、その言語の上に自分の伝えたい思いを乗せ、相手に伝えることが出来なければ意味はありません。将来教員になり、生徒が自分の思いを英語で表現できる機会を積極的に与え、英語でコミュニケーションを取る意義や楽しさを伝えていきたいです。

 

実際に私が作成した俳句

On top of the roof

A sad sheep is wandering:

The gleam of sunlight

(屋根の上には、暗い雲が浮かんでいるが、その奥には太陽の光が差し込んでいる=大学卒業が近づき、将来の不安はあるものの、それを乗り越えた先には、希望があると信じて進もうという意味を込めました。)

                           国際学部国際理解学科4年 藤田和貴