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文教キャリeye 平成25年度企業訪問第四回

森永製菓株式会社

森永製菓株式会社
企業訪問風景

 「開発をするなら、さまざまなことに興味を持つこと、そして前向きな姿勢、チャレンジする精神が大切。もしかしたら開発に限らず、何事においても重要なことなのかもしれないですね。」
今回取材をさせていただいた横田様のこの言葉が、最も私の記憶に残っています。
さまざまなことに興味を持つことは商品のアイディアにも、誰かと話をするときにも活きてくる。私は取材を通して、さまざまなことの1つに、人が重要な位置を占めていると感じました。
 横田様が学生の頃から、友達付き合いや人との繋がりを大切にしたそうです。現在の仕事においても、その姿勢は変わらず、取材中も、得意先、上司、部下、先輩、同期、他部署と、周囲の方がよくお話に上がり、こうした人たちとのコミュニケーションや連携に活かされていると思いました。
森永製菓様をはじめ食品業界は、商品という"モノ"を仕事とする世界ですが、モノをつくるのは人であり、ひとりではつくることも市場に出すこともできない。そして、つくったモノを手にするのもやはり人です。モノづくりの根幹には人がいる。だからこそ、人への興味を持つことは、大切なことではないかと考えました。
 反対に、学生時代にしておけばよかったことは、比較的時間の自由が利く時でもあるので、勉強はもちろん、経験を多く積むことだそうです。仕事においては時間の効率化が重要だと語る横田様だからこそ、この言葉には非常に重みを感じました。気が付けば私の大学生活も2年が過ぎ、ただなんとなく過ぎていく時間もありましたが、今後はこれを経験ある時間に変えていきたいと意識が変わりました。
 横田様は、森永製菓の製品の中で様々なカテゴリーの製品を担当されています。今後の目標は「お客様が思わず笑顔になる、幸せを感じてもらえるようなモノづくり」。こうした前向きな姿勢、チャレンジする精神を見習い、私も社会で活躍できる人になりたいと思いました。

健康栄養学部 管理栄養学科  當間 彩乃

企業訪問風景1
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