文教キャリeye 社会人基礎力の体験的学習プログラム

　私は現在、「業界研究」をしている最中です。「自分の力を最大限に生かせる仕事はどのようなものがあるのだろうか」と悩んでいました。IT業界を選んだ理由をNTTコムウェア様にお尋ねしたところ、「あらゆる業界の基盤となるICTサービスなら、より社会に大きな影響を与えられる」とおっしゃっていました。一人一人の力は小さいけれども、企業となれば、より大きな目標を掲げ、社会に大きな影響を与えることができると気づきました。仕事を通じて、社会をより良くしたいという考えが私の中に芽生えました。
　また、今回の取材を通して、自分自身の考えが少し変わりました。今までの大学生活を振り返ると、「これをしないと○○だから」という、失敗を恐れた消極的な動機で何事にも取り組んでいました。それは一度失敗してしまうと、これからの自分の人生に影響を及ぼすと考えていたからです。「学生のうちだからこそ、失敗を前向きに受け止め、そこから学び、経験を積んでほしい」というのアドバイスから、失敗を失敗で終わらせない、そこから学ぶことができれば「内面」が磨かれると分かり、とても前向きな気持ちになりました。
　社会をより良くできる能力を身につけるには、まだまだたくさん学ぶべきことがあります。まずは残り少ない大学生活において、ゼミナール活動の一環である現在進行中のプロジェクトで自分の役割を主体的に考え、積極的に参加していきたいと考えています。経験を積み重ね、自分自身の考え方や価値観といった「内面」を磨き、社会により良い影響を与えることができる社会人になれるよう努力していきます。

国際学部 国際観光学科  宮本 由

平成25年度　第二回企業訪問

訪問レポート

• 失敗を恐れず経験を積み、自分の「内面」を磨いてゆく
• 良い関係性を築くコツは、相手に歩み寄り、考えを理解し、尊重する。
• 学部に縛られず、さまざまな業界に関心を持ち、多くの人たちと出会う

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