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文教キャリeyeとは、業界・企業研究と実際に企業への「訪問とインタビュー」の過程を通じて、社会人基礎力を体験的に学習するプログラムです。
今回のプロジェクトでは、株式会社内田洋行様を訪問し、取材を行いました。「内田洋行」という社名は、私たちにはあまり馴染みがないかもしれませんが、日本の教育現場を支える歴史ある専門商社です。
取材した笠原様と黒木様は、大学向けに学習教材や教育用コンテンツ、ICT機器の開発・販売を行なっています。普段何気なく使っている湘南校舎2号館、健康栄養学部の実習施設やパソコン室にあるwiviaという議論の場には欠かせない高度なプレゼンテーション機器も内田洋行様によるものです。取材では入社のきっかけや普段心がけていることなどの何気ないことから、実際の業務の話、デジタル化に伴う問題などさまざまなお話を伺うことができました。
取材を通し、何度も何度も「コミュニケーション」という言葉を耳にしました。私はこれまで、業界1位を誇る大企業がコミュニケーションを一番に重視していることはないだろうと恐れながらも思っていました。しかし、お二方のお話を伺ってみると、ここまで内田洋行様が評価されるようになったのは、相手に対して強弁を振るうことなく、お客様の立場で、サービスの導入価値を伝えるコミュニケーションを重視してきたからだといいます。
私は今回のプロジェクトを終えて、「相手に伝える」ということに意識を向けながら話すが重要だと感じました。残りの学生生活では、この「伝える」ということを意識し、積極的に議論の場やセッションに参加して、コミュニケーション能力の鍛錬に努めたいと思います。本当にありがとうございました。
情報学部 経営情報学科 中根 大貴