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文教キャリeye 平成24年度企業訪問第二回

日本通運株式会社

日本通運株式会社
企業訪問風景

  文教キャリeyeプロジェクトに参加させていただき、日本通運の萩原様にお話を伺いました。
  日本通運の強みといえば、物流業界No.1の実績です。萩原様は自動車部門の営業担当として、その実績を支えています。
  仕事内容は、自動車の生産・販売を行う企業に対して、物流サービスを通じた戦略的課題の解決を共に行っていくというものです。最大限の能力で相手企業をどれだけサポートできるか、日々試行錯誤の連続だそうです。
  最も関心を持ったことは、アジアを中心とした海外の取引先との交渉です。言葉による自分の考えや細かいニュアンスを、母国語以外の言葉でどのように伝えるか、またどのくらい伝わっているかは常に配慮しなければなりません。相手国特有の文化や法律、宗教的な問題などを理解していないことで、トラブルが発生してしまうことも少なくないそうです。しかし、そこをいかに乗り越えるかが交渉の成立に繋がるそうで、世界に視野を広げる難しさを知ることができました。
  そして、私がこの取材で一番印象に残ったのは、「とにかく試す、結果は後で必ず分かる」という萩原様の言葉です。仕事以外でもいえることですが、失敗を恐れていたら何もできません。むしろ、失敗を繰り返すことが、成功をつくるきっかけとなります。とにかく成功するまで諦めないという萩原様の信念に感動しました。学生時代から就職にかけて、野球人生を送っていたそうですが、ヒットにかける強い思いと努力がそのまま、今の仕事の思いに繋がっているのだと感じました。
  今回、初めて企業の方に取材を行ったのですが、専門用語がわからない、質問をうまくできないなど、反省すべき点もたくさんありました。しかし、直接話を伺って、仕事への理解がより深まり、社会人としての意識も学ぶことができました。今回のプロジェクトは、これから就職活動を控える私にとって自分を成長させるとても良い経験となりました。

国際学部 国際観光学科  木橋 佳奈

企業訪問風景1
企業訪問風景2