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文教キャリeyeとは、業界・企業研究と実際に企業への「訪問とインタビュー」の過程を通じて、社会人基礎力を体験的に学習するプログラムです。
学生の私たちは、「将来どんな仕事をしたいか」と問われたときに、何かひとつの職種を答えようとしがちです。しかし多くの人が、これといって就きたい職業をすぐには思い浮かべることができません。なぜでしょうか。そもそも社会人にとって、仕事とはどのようなものなのでしょうか。SCSKの人事お二方お話を伺いました。
仕事とは「チームや周りのひとのために動く」「できることが増えることで、どんどん自分の自由度があがる」。これまで仕事について社会貢献、人に感動を与える、お金を稼ぐなど、大きな枠でしかとらえていなかった私は、もっと身近な視点で仕事をとらえていくことができると分かりました。
「仕事」へのさまざまなとらえ方が分かると、「将来どんな仕事をしたいか」という問いに、職種や業界だけでなくたくさんの答えが生まれてくるような気がします。職業を「目標達成や目的を果たすため」と考えれば、さらに答えが広がります。「最初は広い視野で就活をしながら、自分にあった業界を絞っていけばいい」というアドバイスも頂けました。
今回のプロジェクトに向けて事前に企業研究をしたり、実際にお話を伺ったりできたこの体験から、IT企業についてほとんど知らなかったことに気づくと同時に、IT企業の中で自分にもできそうなことがあるかもしれないと期待感も生まれ、興味が湧いてきました。なりたい職業につくことをゴール(将来の夢)としてとらえるのではなく、仕事を通して何を実現したいかを考えることによって、今までは知らなかった職業への興味や、これまでにない新しい仕事ができたりするのではないでしょうか。自分の価値観と向き合い、目的を持ち、広い視野を心がけ関心を持つようにする。そうすれば、自分の可能性はより広がっていくと確信できました。
国際学部 国際理解学科 中山菜津子