文教キャリeye
「「共に考える」、「共に話をする」、「共に場を共有する」」情報学部情報システム学科2年 原 俊祐
 文教キャリeyeプロジェクトにて初めて企業への取材に挑戦しました。日本ユニシス様は、社員教育研修制度が充実しており、人を育てることを大切にして いる企業であるとWebより情報を収集していましたが、実際に訪問をして社員の方々が熱心に仕事に取り組んでいる姿を自らの目で見ることで、それらが正し いことを確信しました。取材に対応してくださった森田さまはCSR推進部にご所属で、環境問題の解決や社会貢献にも尽力されている素晴らしい企業であるこ とがわかりました。
 今回の取材は、我々学生にとってはすべて新鮮で大変参考になるものばかりでしたが、特に印象深かったのが、プロジェクト成功の秘訣を質問したところ「7 つの共を実践することがプロジェクト成功の秘訣」と教えてくださった点です。「共に考える」、「共に話をする」、「共に場を共有する」など、そのプロジェ クトに参加するひとりひとりがメンバー全員と様々な情報を共有することを意味しています。会議や話し合いの場は最低でも一週間に一回は必要で、なるべく短 時間で質の良い内容にすることが望ましいということでした。
 このことから3年生の春学期から秋学期を通して大学で行ったグループワークによる演習の失敗を思い浮かべました。失敗の主な原因は、メンバーの間でのコ ミュニケーションや意識が不十分だったことです。失敗から次に活かす意識も学生と社会人では格段に違うと感じました。我々に何が不足していたのか、改めて 問い直すと共に、同じ失敗を繰り返さないためにも、具体的に何に取り組まなければならないかを考えるきっかけとなりました。
 就職活動が始まりました。いつまでも学生気分ではいられません。今回の経験を大学での学習と生活に活かし、企業が求める人材に一日でも早く成長できるよう全力で励みます。