文教キャリeye
「社会に出ても自分を向上させることを怠らない」情報学部情報システム学科3年 池田 直樹
 今回、文教キャリeyeプロジェクトにより、日本ユニシス様に取材をする機会をいただきました。取材に当たっては、数ヶ月前から業界・企業について研究を行いました。しかし取材当日に日本ユニシス本社に到着すると、その想像以上の規模や周囲の環境に圧倒されました。取材は公開されている企業案内だけではつかめない情報や働いている実際の職場や一部システムも見学させて頂きました。一瞬でしたが、日本ユニシス様の社員になったような雰囲気まで味わうことができ、実りある時間となりました。
 多くのお話の中でも特に印象深かったことは、「企業に入っても自分を向上させることを怠らない」ということでした。例えば、日本ユニシス様は金融向けのシステム開発もされていますので、お客様との商談で簿記や金融についての専門的な知識が必要となってきます。私は取材をするまで、情報システムの開発者は技術的な知識やプログラミングなどが上手であれば良い人材として評価されると考えていたのですが、お客様の求めるものを実現していくためには、これらの知識もシステム開発と密接に関係することが分かりました。
 また取材を通して、当たり前のことを当たり前にすることがいかに難しいかということ。このプロジェクトの主軸とされている社会人基礎力やビジネスマナーなどは、頭では理解できても、実際に行ってみる難しく、現状の自分のレベルや課題を確認できたことは本当に良かったです。
 一年後に向える就職活動は人生の大きな岐路の1つでありますが、日本ユニシス様の取材を通してそこが終着点ではないことを改めて実感しました。内定を頂くことが最終目的ではなく、入社して自分は「何ができるのか」、「どのようなビジョンを描いていくのか」が大切だと思います。その未来を見据えて、これからは今できることを1つ1つクリアにし、文教キャリeyeプロジェクトで得た気づきを次につなげていけるよう努力します。
 今回取材に臨むにあたり、先生やプロジェクト担当の方よりアドバイスやご指導を頂きました。本当にありがとうございました。